ののの・ド・メモワール

その日観た映画や本や音楽の感想を綴ったりしています

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日記のように色々なこと(主に読書、映画、音楽)のアウトプットをしていきたいと思います。まれに雑記も書きます。
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選択肢が多いことはいいことなのか?/経済は感情で動く②

忙しいこともあり、めちゃくちゃ久しぶりにブログの記事を書くのだけれども、何も書くことがないので困ってしまいます。

本を読む暇がなかったので10日前の読書ノートを元に継続していきたいです。前回の続きです。

選択肢が多いことは一般的に良いことであると認識されていると思います。

よく将来の視野を拡げるなんて聞きますが、あれは選択肢をより多く獲得しいざという時のために備えようという試みであると私は思います。

そして選択肢が少ないよりは沢山ある方がいいに決まっている。

しかし何をもってしていいとか悪いを判断するのでしょう?

本書の中では選択肢が増減がどのように人に影響を与えるのか事例を交えつつ述べられています。以下に要約すると

選択肢が多くあると、大概人は迷ってしまうらしい。

私もこのような経験はよくあるくせに何故か選択肢は多ければ多いほどいいと思い込んでます。

例えばリラックスするために私はよくお香を焚くのですが、まずお香選びでかなり迷ってしまいます。

南アジアのお香の種類は尋常ではなく、私が通っている雑貨屋さんには何十種類も置いてあるのでテスターをずっと嗅いでしまっているなんてこともあります。

やっと見つけ出したお気に入りのお香も今度は自宅のどこに置こうかという問題が発生してするのです。

リビングかバスルームか廊下か・・・といろいろ悩みながらお香に火をつける。

この他にも様々なことで悩んでいるから、どうやら選択肢の多さは頭痛の種であるのは間違いなさそう。

どうしてこんなに悩むのに私は選択肢を多く求めているのか?

答えは簡単でただ単に欲望に忠実であるだけなんだろうなと思います。

日々違うヒロインと過ごし、彼女たちと親睦を深めるハーレムラブコメの主人公がなかなか一人のヒロインを選べないのと同様に、私はそれぞれのお香で得られるリラックスをとっかえひっかえで試して甲乙をつけられない状態に陥っているのだろうなと思います。

このような迷う時間の無駄さに対処するためスティーブ・ジョブズは毎日着る服が決まっていたそうです。(合ってるか分からないけど)

私もなにか行動する前にすでに選択が決めてしまっていることが少なからずあります。

最も身近な例はドレッシングを選ぶときで確実に和風かごまです。

あるいは和風とごまが無かったらフレンチを選ぶ。

これでもう好みじゃないドレッシングを買って消費のために半年費やすなんてこともなくなりました。

数多ある選択肢に目を奪われるより自分が見つけた一点に目を向け続けるようになりたいものです。

日常生活や人生の選択肢も減らせたらと思ってしまいます。