ののの・ド・メモワール

その日観た映画や本や音楽の感想を綴ったりしています

閲覧いただきありがとうございます。
日記のように色々なこと(主に読書、映画、音楽)のアウトプットをしていきたいと思います。まれに雑記も書きます。
実用的なことは書けませんがよろしくおねがいします

「俺ってすごいでしょ?」に対する防衛術

いきなりですが、私はパルプ・フィクションのこのシーンが大好きで定期的にyoutubeで見ています。

アパートに突入してからジュールスとヴィンセントがチーズバーガーで盛り上がるシーンにて

「お利口なファック野郎だぜ」

「バーガーをスプライトで胃に流し込んでいいか?」

「ハッピーかい?」

など名訳が続々出てくる名シーンなんですが、私が一番好きなところは最後にジュールスが「エゼキエル書第25章17節〜」と言いながら聖書を暗唱し銃でバンバン撃ちまくるシーンです。

かっこいい

いつか自分も決め台詞として古典の引用やってみたいと思っているのです。

しかし現実でこのように人を撃つことがないのでなんとも悶々とした気分で日々を送っています。

そのような日々を送る中で

ちょっと待てよ・・・聖書だとちょっとベタすぎるのでは?

と疑問を持ち無駄にオリジナリティを追求することに決めました。

最初にこの決め台詞をかましたい相手はどんな奴だろう?

もちろん嫌なヤツです。

私が最も嫌いな種の人物は「俺ってすごいでしょ」とどうでもいい自慢を延々と繰り出すような承認欲求の塊が服着てる存在。何でもかんでも勝ちか負けかの二元論で物事を捉えマウントを取るカス共です。

こういう奴らは現実ではお目にかかる事がなくネットにわんさかいるのは誠に不思議なものです。

さらに特徴として常に自分は正しく反論する奴は自分に負けているという思い込みと絶対に自分の非を認めないという厄介さ

こんなのに絡まれたらネット断ち簡単だろうなと思う次第です。

現実で絡まれた現実断ちなどできないのでここが問題です。

ネットに大量にいるのだから、いつか現実でも出会うだろうと思っています。

こういう面倒くさい奴に絡まれたなんて言ってやればいいのか

私は古今東西の名著からこの状況にぴったりな箇所を探し暗唱しようと探し見つけました。

スピノザのエチカです。

〜実践例〜

「なんとかさんと知り合いなんだよ。まあ大したことじゃないけど?(お前みたいな負け組とは違う世界に住んでるんだよという含みをもって)ワインにハマっててロマネ・コンティ飲んだことある?(君の手取りじゃ高級ワインなんか飲めないよなという含みをもって)」(多分こんな会話)

 

「エチカ第四部人間の隷属あるいは感情について 定理55

最大の高慢あるいは最大の自卑は自己に関する最大の無知である」

 

「定理56 最大の高慢あるいは最大の自卑は精神の最大の無能力を表す」

決まりました。

完全にやばいと思わせることに成功しました。

これで証明まで暗唱できたらもう完全試合達成です。

これでもう二度と絡まれることはないでしょう。いつか言ってみたいのですが幸いなことに私は未だにマウントを取ってくる人と交流したことがありません(もしかしたら自分が鈍くて気づいていない可能性もありますが)

誰か実践してもらえたらうれしいです。