瞑想を実践しても大概数十秒で目を開けてしまうので、なにか継続できるような工夫を色々と考えた末に思いついたのが優雅な舞踊会を頭に思い浮かべることでした。
しかし、ここにも問題がありまして、というのもこの舞踏会のBGMがなんだったかどうしても思い出せない。
覚えやすいメロディーでよく聴くクラシックの曲なのですが、それが気になって仕方なくなり、結局瞑想に集中できずにいました。
そして最近やっとこの曲がなんだったのか判明し、それはチャイコフスキーの『くるみ割り人形』でした。
次に気になるのは私が思い浮かべているのが本当に舞踏会なのかということです。
語学学習がてらに仏紙ル・モンドのニュースをつらつら見ているとこのような記事を見つけました。
イル=ド=フランス地域圏ヴァル=ド=マルヌ県にある小都市ヴィルヌーブ=サン=ジョルジュ市長・フィリップ・ゴーダン氏、市議会にてナチス式敬礼を披露し各所より批判が殺到。ゴーダン氏は「冗談だった」と弁明するも検察局は調査を実施する予定。
この出来事はフランス国内ではかなり大々的に報じられているようで、日本に住む私は今月上旬に起こった某太平洋沿岸県の知事が発した発言による顛末を思い出しました。
ほとんど地球の裏側で同じようなことが起こるとは「まったくもう・・・」という気分です。
「なんでこういうこと言うかな」と私なりに考えて行き着いた答えは「彼らはきっと辞任したかったんだろな」というものです。
問題行動や発言を口実に任期中だけど辞任して余生を過ごしたかったんじゃないかと思います。
某知事もゴーダン氏も共に老齢であり、やっぱり余生への未練が断ち切れなかったのでしょう。
じゃあ出馬するなよと内心で思いますが。