ののの・ド・メモワール

その日観た映画や本や音楽の感想を綴ったりしています

閲覧いただきありがとうございます。
日記のように色々なこと(主に読書、映画、音楽)のアウトプットをしていきたいと思います。まれに雑記も書きます。
実用的なことは書けませんがよろしくおねがいします

イタリア映画

思い込みはこわい『殺人カメラ』

LA MACCHINA AMMAZZACATTIVI ロベルト・ロッセリーニ監督作の『殺人カメラ』を観ました。 南イタリアの小さな港町で写真に写った人物に死をもたらすカメラを手に入れた写真屋チェレスティーノが町の悪人を次々と写真に納めていくというストーリーです。 チェ…

夢見る音楽教師『夜ごとの美女』

Les belles de nuit ルネ・クレール監督作の『夜ごとの美女』を観ました。 フランスの田舎街でオペラ座での公演を目指す音楽教師のクロードは現実と現代にすっかり幻滅し、眠りについて過去の時代に生きる自分と美女たちの夢を見ることを楽しむというストー…

お尻があればいい『フェリーニのアマルコルド』

Amarcord フェデリコ・フェリーニ監督作の『アマルコルド』を観ました。 ファシストが支配するイタリアのある港町で暮らすティッタ少年と街の人々の一年を描いた作品です。 タイトルはロマーニャ地方の方言から「a m'arcôrd(私は思い出す。)」というフレー…

おかしなバレエ学院『サスペリア』

Suspiria ダリオ・アルジェント監督作の『サスペリア』を観ました。 ニューヨークからフライブルクにある名門バレエ学院に入学したスージー・バニオンが学院で発生する不可解な出来事に次第に巻き込まれていくというストーリーです。 題名の『サスペリア』は…

この女性は何者なのだろうか『不滅の女』

L'immortelle アラン・ロブ=グリエ監督作の『不滅の女』を観ました。 イスタンブールに赴任中のフランス人教師の男性が謎多き女性に出会うというストーリーです。 実をいうと私は今作を観て既に感想記事を書いています。 書いていたことを忘れていたわけでは…

イタリアの大道芸人たち『道』

La strada フェデリコ・フェリーニ監督作の『道』を観ました。 オート三輪で町々を巡回する大道芸人のザンパノと彼と共に巡行し亡くなったローザの代わりに1万リラで買われたローザの妹であるジェルソミーナを巡るストーリーです。 ザンパノは胸の周りに鎖…

イタリアの田植え『にがい米』

Riso amaro ジュゼッペ・デ・サンティス監督作の『にがい米』を観ました。 高級ホテルからネックレスを盗んだ泥棒のウォルターに加担してしまい逃走することになったフランチェスカが北イタリアの田園にて田植え労働に従事するというストーリーです。 ウォル…

普通のファシストを描く作品『暗殺の森』

暗殺の森 ベルナルド・ベルトルッチ監督作の『暗殺の森』を観ました。 ファシスト政権下イタリアで反ファシストを取り締まる秘密警察として働くマルチェッロの第二次世界大戦以前とムッソリーニ政権崩壊後を描いた作品です。 映像の美しさに目を奪われる作品…

空想の中で生きていきたい・・・『8 1/2』

8 1/2 フェデリコ・フェリーニ監督作の『8 1/2』を観ました。 本作の主人公で映画監督のグイドは次回作に追われる過労で体を壊し湯治へ赴き現実と幻想の中に身を浸し続ける作品です。 ここまでならなんだか川端康成の『雪国』のような雰囲気ですが、本作では…

郷愁から逃れるように希望の火を灯す『ノスタルジア』

Nostalghia アンドレイ・タルコフスキー監督作『ノスタルジア』を観ました。 といっても以前に観てしかも記事を書いているのですが、以前に書いたものはおおよそ感想からは程遠い代物なのであまり気にせずせっかく4Kで再上映されいるし。 これで以前とはな…

現代人の孤独を描き映像美が素晴らしいミケランジェロ・アントニオーニの作品・赤い砂漠

イタリア映画を観ました。 以前までイタリア映画と聞いて思い浮かべるのは青い空と青い地中海が見える港町が舞台で教会がある広場の近くトラットリアでピッツァを食べながら「チャオ!シニョリーナ!」とかナンパしているような作品だと偏見を抱いていました…

やっと観れたシェルタリング・スカイ

気づけばもう10月の半分終わってびっくりしています。 そして気づけば日曜も残り6時間ちょっとで終わるのもびっくりしています。 プッチ神父のメイド・イン・ヘヴンくらってるとしか思えないほど時が加速していませんか 本当にこの時の流れにびびっている…

2人の詩人の作品に触れて感じたこと 〜ポール・エリュアールとアンドレイ・タルコフスキー〜

今週はずっと断捨離を行っており、要らないものを色々と悩みながら捨てています。 そんな中で本棚と壁の間に小さいノートを見つけました。 パラパラとめくると最初のページに詩の断片と和訳が書いてありました。 以下に抜粋すると Et par le pouvoir d'un mo…