日本映画
中田秀夫監督作の『劇場霊』を観ました。 ある舞台の関係者が続々と球体関節人形に襲われていくというストーリーです。 舞台の小道具に訳ありの人形があり、女性スタッフや女優が謎の怪死を遂げていく。 人形に襲われたら死んでしまう。 よって舞台に関わる…
芦塚慎太郎監督の『すんドめ New』観ました。 どないしてこないなもん見よう思ったか言うたら、最近ええ映画観すぎとるせいや思います。 挙げたらドン・シーゲル、スピルバーグ、小津安二郎、ウェルマン、グレミヨン、イ・チャンドン、今敏。ほんまに巨匠の…
今敏監督作の『パーフェクト・ブルー』を観ました。 三人組アイドルグループCHAMを脱退した未麻が女優に転身する最中に周囲の人々が連続殺人事件に巻き込まれていくというストーリーです。 あなただれなの?どうしてこんな? ぼくの大事な未麻りんを守るんだ…
二宮健監督作の『とんかつDJアゲ太郎』を観ました。 渋谷の老舗とんかつ屋の跡取りアゲ太郎は恋する苑子に振り向いてもらうためにトンカツとDJ修行に励むというストーリーです。 No matter I be cockin' meat or droppin' beat. All what matter is yo move …
小津安二郎監督作の『浮草』を観ました 盛夏の志摩半島にぽつりとある小さな港町、巡業に来た旅芝居一座と町民たちの人間模様を描いた作品です。 スミ子「女将さん、えらいお世話かけますな。毎度駒十郎が。」 スミ子「なあ、女将さん、とぼけないでや。」 …
坂本サク監督作の『アラーニェの虫籠』を観ました。 大学生のリンは市内で発生した連続殺人について調べていると様々な怪奇現象に巻き込まれていくというストーリーです。 個人制作アニメーションのようで制作にかける熱量をひしひしと感じます。 そのためか…
宮崎吾朗監督作の『コクリコ坂から』を観ました。 横浜の海が見える丘の上にある港南高校に通う松崎海は先輩の風間瞬を意識しつつ、彼と共に取り壊しが決定した老朽化著しい部室棟”カルチェラタン”の保護に奔走するストーリーです。 個人的に宮崎吾朗監督は…
大根仁監督作の『奥田民生になりたいボーイ 出会う男全て狂わせるガール』を観ました。 編集者のコーロキは仕事で出会った広報の天海ひかりに惹かれ付き合い別れるまでを描いたラブコメディです。 水のようなコーヒーとコーヒーのような水の違いは水あるいは…
内藤瑛亮監督作の『ミスミソウ』を観ました。 雪国の小さな町で壮絶ないじめの末に家族を殺された少女が復讐していくというストーリーです。 原作は押切蓮介さんの漫画で私は以前に読んだことがありますが、内容をほとんど覚えていません。 内容から察せられ…
山戸結希監督作の『溺れるナイフ』を観ました。 15歳の夏芽は東京でモデルとして活躍するも家業の旅館経営のために自然に満ちた浮雲町に引っ越し、そこで金髪の少年コウちゃんと運命的な出会いをするというストーリーです。 大自然の中で中高生が恋に落ち…
中田秀夫監督作の『らせん』を観ました。 息子を失い自殺未遂を繰り返す医師の安藤満男の元に旧友の高山竜司が献体として運ばれ、安藤は高山が研究していた呪いのテープの呪いに巻き込まれていくというストーリーです。 日本の場合、故人の霊を憑依するイタ…
芝山努監督作の『ドラえもん のび太の創世日記』を観ました。 自由研究が終わらないのび太を見かねたドラえもんが地球誕生をテーマに研究をすることを勧め実行していくというストーリーです。 ドラえもんの悪ノリが暴走していると言っても過言ではない作品で…
新城卓監督作の『俺は、君のためにこそ死ににいく』を観ました。 若き特攻隊員たちが出撃するまでを描いた青春群像作品です。 知覧基地で訓練に励む陸軍特別攻撃隊・振武隊の隊員たちが通った定食屋の女将である鳥濱トメから聞いた思い出や逸話を脚色し石原…
祇園の姉妹 溝口健二監督作の『祇園の姉妹』を観ました。 京都・祇園の長屋に暮らす芸妓姉妹を描いた作品です。 全編95分の作品ですが、現存するプリントは69分であり26分が欠損しています。 競りが行われる長屋をゆっくりとパンニングするショットか…
日本沈没 森谷司郎監督作の『日本沈没』を観ました。 深海調査中に日本海溝で異常を発見した田所博士と調査船員の小野寺を中心に日本列島が地殻変動で海底に沈むまでを描いた作品です。 小松左京による上下巻の大作を2時間半ほどに圧縮しているので、どうし…
この世界の片隅に 片渕須直監督作の『この世界の片隅に』を観ました。 呉市の北条家へ嫁いだすずを中心に戦時下の呉市を描いた作品です。 主に昭和19年から終戦までの呉市が舞台で戦争がじわじわと日常に浸出してくる様子がとても辛い作品です。 この辛さ…
星を追う子ども 新海誠監督作の『星を追う子ども』を観ました。 自然に囲まれた小さな町で暮らす小学生のアスナと教師のモリサキが地下に存在する世界・アガルタへ向かうというストーリーです。 モリサキは亡くなった妻と再会したいために死者を蘇らせること…
雲のむこう、約束の場所 新海誠監督作の『雲のむこう、約束の場所』を観ました。 分断国家となった日本の国境付近で過ごす中学生3人の様子を描いた作品です。 世界と彼女のどちらを選ぶかで彼女を選んでしまうのがセカイ系というジャンルの特徴のようである…
安城家の舞踏會 吉村公三郎監督作の『安城家の舞踏会』を観ました。 第二次世界大戦後の安城邸で開催される舞踏会を舞台に華族である安城家の人間模様を描いた作品です。 舞台は安城邸に限定される中、独創的なカメラワークで単調になってしまいそうな室内劇…
at a confessional 渡辺一貴監督作の『岸辺露伴は動かない 懺悔室』を観ました。 ヴェネツィアのある教会で岸辺露伴が仮面の男が告解で語る奇妙な出来事に巻き込まれていくというストーリーです。 『死刑執行中脱獄進行中』に収録の原作に脚色が付け足され、…
月曜日のユカ 中平康監督作の『月曜日のユカ』を観ました。 横浜の港町で男を悦ばせることを生きがいにするユカはパトロンのパパと恋人の修を悦ばせようと生きる姿を描いた作品です。 ユカが男を悦ばせることにアイデンティティを見出しているのは、かつて占…
蜷川実花監督作の『ヘルター・スケルター』を観ました。 全身整形によりトップモデルへ変貌したリリコの虚楽に満ちた日常と自分がいつか忘却されることへの不安を描いた作品です。 悪趣味で露悪的な作品を撮ろうという意図が伝わるも大して悪趣味でもなけれ…
Printemps tardif 市川崑監督作の『娘の結婚』を観ました。 妻を亡くした雨宮周吉は娘の規子と共に暮らしています。 周吉はこのまま娘をいいように使うことにためらいを感じ彼女の将来を案じ、規子は寡夫である周吉のことが心配なので父といたいと願い、その…
凶気の桜 薗田賢次監督作の『凶気の桜』を観ました。 渋谷を拠点に平成維新を掲げる若いナショナリストたちが結成したネオトージョーの行く末を描いた作品です。 ネオトージョーを構成する山口、市川、小菅は夜な夜な渋谷の街で彼らがフェイクジャップと呼ぶ…
山の音 成瀬巳喜男監督作の『山の音』を観ました。 鎌倉のある邸宅で二世代同居する家族、夫・修一の浮気に耐える妻の菊子とその姿を見守る義父の信吾の心が揺れ動く様子を描いた作品です。 修一の浮気により息子夫婦が破綻し家長としての責任を感じる信吾と…
何が彼女をそうさせたか 鈴木重吉監督作の『何が彼女をそうさせたか』を観ました。 貧困を理由に身売りさせられた澄子の不幸な人生を綴った無声映画です。 長らく行方不明であった作品だけあり、いくつかのシーンが散逸して残念なのがラストに澄子が教会を燃…
DEATH(TRUE)² 摩砂雪監督作の『新世紀エヴァンゲリオン劇場版DEATH(TRUE)²』を観ました。 どうやらアニメ放送の再編集版のようでアニメ未視聴でエヴァンゲリオンについて少し知っている程度の私は何をやっているのか分かりませんでした。 しかし今作は思春期…
Norwegian Wood トラン・アン・ユン監督作の『ノルウェイの森』の観ました。 上京し大学に通うワタナベが偶然再会した旧知の直子と同じ大学に通う緑の間で揺れ動く様子を描いた作品です。 読書感想文のために原作を読んだのは私がちょうど高校二年生の頃で、…
秒速5センチメートル 新海誠監督の『秒速5センチメートル』を観ました。 といっても私は今年の2月に観て記事を書いていました。 実写映画が公開されるようなのでまた見返した次第です。 hode9.hatenablog.com 以前観たときはもっぱら美術にばかり目が向い…
きさらぎ駅:re 永江二朗監督作の『きさらぎ駅:re』を観ました。 『きさらぎ駅』の続編で異世界の駅・きさらぎ駅へ迷い込み20年ぶりに現実世界へ舞い戻った明日香が自分を救ってくれた恩人である春奈を助けるために再びきさらぎ駅へ向かうというストーリー…