ののの・ド・メモワール

その日観た映画や本や音楽の感想を綴ったりしています

閲覧いただきありがとうございます。
日記のように色々なこと(主に読書、映画、音楽)のアウトプットをしていきたいと思います。まれに雑記も書きます。
実用的なことは書けませんがよろしくおねがいします

小津安二郎

最近お茶漬けを食べていません『お茶漬けの味』

お茶漬けの味 蓮實さんの著書『監督・小津安二郎』を読んでいると説話論的という謎のワードが頻出しググってみてもよく分からず、とりあえずこのワードのことは保留し読み進めていくときっとナラティブみたいな意味なのだろうと独自解釈することにしました。…

『監督・小津安二郎』に再チャレンジする

小津安二郎監督 私の趣味の一つにステッカー作成があり作ったステッカーを今年は日記帳に貼っています。 日記帳に貼っているステッカーは小津安二郎監督作『晩春』にて原節子が嫁入り衣装に身を包み笠智衆に見守られるあの美しいワンショットです。 そのため…

戦時中の小津作品『父ありき』を観ました

約80年前の小津作品を観ました。 小津作品といえば紀子三部作から秋刀魚の味までの後期があまりに有名で、こちらの『父ありき』は影の薄い作品だと思います。 4Kデジタル・リマスターされているらしいのですが私が観た版では音響もかなりノイズが混ざって…

夏の夕方に誰かと観たくなる小津安二郎生誕記念作品・ホウ・シャオシェン監督作の珈琲時光

関西は梅雨入りし傘を手放せない時期になりました。 私は雨がそこまで嫌いではなく、むしろ雨が降る音に癒やされるのでこの時期は好きです。 休日に一日中家にいてもいい理由の一つになってくれるのもありがたいです。 でも唯一我慢できないのはカビ。もうこ…

小津作品はモノクロよりもカラーのほうが好き 『秋日和』

秋日和 せっかくのゴールデンウィークなのに雨ばかり降っているので、自宅にこもり映画を観る土日になっています。 今回は小津安二郎監督作の秋日和を紹介します。 日本が誇る名作家ですね 本作は東京・山の手に住む上流階級の人々を登場人物にし親子愛につ…