ののの・ド・メモワール

その日観た映画や本や音楽の感想を綴ったりしています

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日記のように色々なこと(主に読書、映画、音楽)のアウトプットをしていきたいと思います。まれに雑記も書きます。
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仕事をする人は世界を作る

人間の条件を読み始めましたが、今回の私は前回挫折したときとは異なり解説から読み始めました。

前回よりは読み進められそうな気がします。

なんとなく解説から読むのってネタバレされそうで敬遠していましたが、こういう哲学書は解説から読んだほうがいいと思いました。

志水速雄先生の解説から今後何を読むのか掴めたようなないような

本著のテーマは”人間が行っていることを考える”

そして人間が行っていることを明白にすることと人間の活動力の分析を行うのが目的のようです。

この活動力というのは、条件つけられた存在の人間が環境に対して働きかける内発的な能力。

もうここで頭には?????となっています。まず条件つけられた存在ってなに?

おそらく本書を読めば多少分かるのかもしれません?

活動力には3つあり

  1. 労働

  2. 仕事

  3. 活動

これらの活動力に注目する時はまず活動力の発現の違いではなく、それらが生み出す物に注目したほうがいいと速水先生はおっしゃており

労働:消費物を作る活動力

仕事:世界を作る活動力

活動:演技を作る活動力

ちなみに速水先生はこの観念をどうやって思い浮かんだのかとアーレント本人に聞いたやりとりが載っているんですが、「アーレントさん、さすが哲学者ですね」って解答をしています。ぜひ買って読んでみてください。

この中で一番分かりやすいのは労働ですね。そこまではいいのですが次の仕事や活動がいまいち掴みにくい。

まず世界っていう概念がもう???です。

こちらもちゃんと解説が書いてあったのですがぶっちゃけよく分かりませんでした。

多分なのですが仕事の生産物で一番分かりやすいのは芸術作品なような気がします。

例えばミュージシャンが楽曲作るのは仕事でライブは活動になり、トレンドを取り入れたタイアップを作るのは労働になるのかな

この定義に基づくと仕事やってるつもりが労働してる人しかいないんじゃないかと思ってしまうのですが大丈夫なんですかね

仕事をして世界を作るのは大変な道程なのか特殊能力ないと成し遂げられないのか気になります。

と本文を一切読まずここまできてしまいまいた。