ののの・ド・メモワール

その日観た映画や本や音楽の感想を綴ったりしています

閲覧いただきありがとうございます。
日記のように色々なこと(主に読書、映画、音楽)のアウトプットをしていきたいと思います。まれに雑記も書きます。
実用的なことは書けませんがよろしくおねがいします

ハロウィンの楽しさ考えてみたり、路上を読んでみたり

渋谷はあぶない!

8月がもう終わりそうなのに、私は夏バテで夏らしいことは何もできていません。

イカも食べてないし素麺も食べてません。

休みの日は一日中動かずただ暑さが収まるのを待ちながら読書を少しずつしています。

そのような中、暑すぎてバテているのに無慈悲にも冷蔵庫の水が切れており仕方なくこの炎天下の中をさまよい歩きスーパーに行くと店内はもうハロウィン色に染められつつありました。

私にとってハロウィンはすっかり市民権を得てるけど何をやるのか分からない不思議なイベントです。

我が家ではハロウィンの時期になるとなぜか一家総出で本格的なジャック・オ・ランタンを作って玄関に飾っており、そのことから勝手にかぼちゃをくり抜いてドクロにする行事という認識で幼少期の私にとって冬至の柚子風呂の次くらいに意味の分からないイベントでした。

現在の日本で行われているハロウィンも仮装して渋谷や心斎橋を練り歩いたりしている様子をニュースなどで見てもその楽しみ方が分かりません。

ハロウィン当日に渋谷に赴いて仮装している人に「何が楽しいのですか?」といつか聞いてみたいと思ってしまいます。

そろそろ政府は公式見解を発表すべきではないでしょうか?

「現在日本で行われているハロウィンとは仮装を行い家族や親しい人々と交流する行事であると当政府は認識しております。また不特定多数の方々と交流をなされる場合は節度ある行動を念頭に置いて楽しんでいただきたいと国民の皆様にお願い致します。私からは以上です。」

このような説明会見が開かれたら私は「ハロウィンが楽しくない人にさらなる説明を求む!」のプラカード掲げてデモ行進やります。

もしかしたら既に似たようなデモ行われているのかな?

このようなしょうもないことを考えながら炎天下の中を歩いていたら気づけば家に着いていました。

30分程度しか外に出ていないのにもう体力は底に達しており頭も痛くなりソファに寝転がりながらアイスを食べつつ読書を再開。

読んでいるのはケルアックの路上です。

以前読んだ時とは印象ががらっと変わって引き込まれていきます。

その理由の一つに主人公サルの親友ディーン・モリアーティの存在が大きいと思います。

少年院から出所してニューヨークにやってきた希望と行動力があり夢のために邁進している青年でその姿は本当に清々しくエネルギッシュで気持ちがよく身近にいたら一番仲良くなりたいタイプの人間です。

そんな彼に主人公が惹かれていく気持ちはよく分かります。こういうタイプの人間に魅力を感じない人など多分いない。

ディーンを見ていると胸が熱くなってきて「私もやるぞー」とモチベーションが高まってきます。

なにか行動できるのは日没後なのですが