文庫の新書はあまり読まないのですが、文庫クセジュだけは違いついつい買いたくなる内容の新書がたくさん刊行されています。
久しぶりに読書記録を書きたいと思います。
今週のお題「最近読んでるもの」
最近全然読書のことを書いていないことを気づきました。
私が現在読んでいる一冊は文庫クセジュから出版されている『レジリエンス――こころの回復とはなにか 著:セルジュ・ティスロン』を読んでいます。
まだ途中までしか読んでいないのですが。
まずレジリエンスとはなにか?
レジリエンスとはこうだと定義するのが難しい用語のようであり時代によって意味が移ろったり主張する人により意味が変わる概念でもあるようです。
本書の中では様々な学者たちのレジリエンス研究が第一章で述べられています。
その中で認知行動療法学派によるレジリエンスの定義が私にはしっくりとフィットしたので少し引用すると。
レジリエンスとは人生で遭遇するストレスに適応する能力でありまたはこの能力は訓練次第で高められることができるようです。
レジリエンスを高めるには
1.ポジティブであること
2.運動
3.チャレンジする
4.失敗から学ぶ
などなど。
またマインドフルネスも効果的であったりするなど手軽に実践できそう?ではあります。
そして私はこの1年間に気分転換にスマホを極力触らず運動や瞑想などをちょっとずつ取り入れています。
レジリエンスが極端に高まったということはないのですが、1年前よりはかなり不安に鈍感になりストレスに対する対処法も少しだけ分かったような気がします。
そのような中で本書を手にしました。
最近あんまり不安を感じていないのは私のレジリエンスが高まっている証左なのだとちょっと自信がつきました。
しかしこのレジリエンスにも使い方によっては最悪の事態を招くこともあるようです。
そしてここ数年ではインターネットを通じて個人から集団へレジリエンスを伝播する時代へ
素晴らしいネットの使い方です。
えらそうに色々書いたのですが、まだレジリエンスについてよく分からないので最後まで頑張って読みたいと思います。