ののの・ド・メモワール

その日観た映画や本や音楽の感想を綴ったりしています

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日記のように色々なこと(主に読書、映画、音楽)のアウトプットをしていきたいと思います。まれに雑記も書きます。
実用的なことは書けませんがよろしくおねがいします

B級映画がない人生はサザエさんがない日曜日のようなもの

予約したら指定の時間に記事を投稿してくれる機能を最近知り、活用させてもらっています。

こんな便利な機能あるの知りませんでした。

本題はB級映画です。

ずっとこのことを書きたかったのですがすっかり忘れていたので思い出した今書いていきます。

私はB級映画が大好きでよく観ていたのですが、最近観たいと思う作品が全然ないことに困っています。

私のB級映画の認識は低予算で色々とちゃっちいというものです。

そこに何かきらめくものを感じたら嬉しいのですがそんなことはあまりないです。

そしてB級映画を大きく2つに分類すると以下のようになります。

大雑把な分け方だと思われるでしょうが、結構的を得ている気がするので直近のB級映画学会で発表したいとおもっています。

全国津々浦々のB級映画学者の皆様からのご意見も聞きたい所存です。

B級映画の分類

A.怪獣・幽霊・殺人鬼・ゾンビなどが襲ってきて撃退するバカ全開の作品(左)

B.下心を隠すために哲学のベールを覆ったセクシーな意識高めの作品(右)

そしてAタイプの作品はアメリカで多く製作され、Bタイプの作品は日本とヨーロッパで多く製作される傾向があるような気がします。

その他の国々で製作されているB級映画もたぶんこの二分類に分けられる気がします。

以下勝手にAタイプをアメリカ型、Bタイプを日欧型と呼びます。

 

アメリカ型には全力でバカをやると決めたら脇目も振らずにバカをやろうと

ものすごくちゃっちい衣装やCGも気にしない。

支離滅裂な脚本も気にしない。

演技なんかセリフが喋れたらいい。

はっちゃけてバカ一直線の姿勢を貫く潔さがエンタメ大国の精神を感じます。

観終わったあとに何観たか忘れるレベルのひどさでも構わない。

素晴らしいです。

 

反面、日欧型には歴史が永く伝統にうるさい日本やヨーロッパではアホみたいにはっちゃけることに忌避感があるのか「アメリカの真似したくない」というプライドがあるのか大概ポルノへ向かってしまいます。

しかしただのポルノを作るのもプライドが邪魔するのか

作品の主人公は大抵の場合、写真家や作家や演出家などの自由業のおっさんで若い女性モデルや女性俳優相手に「愛がどうのこうの」だったり「セックスと生の相互関係がうんぬんかんぬん」など下心を全力で隠すための哲学をべらべら喋ったりします。

そして最後は暗いベッドルームで観客の99.999%が待ち望んでいた情事が始まるわけですが、ライティングは控えめでかなり暗くなにやっているかよく分からない。

そうこうしてると「形而下に存在するってこういうことだよ」とかわけわからん事を偉そうにおっさんが言ったりします。

意地でもポルノは作らないという精神を感じます。

 

ここまで書いて気づいたのですが例示を挙げるべきでした。

アメリカ型にはアタック・オブ・ザ・キラートマトや名作・フランケンジョーズ、日欧型はちょっとこれといって思いつきませんが日本だと「あの女優が脱いだ!」とか宣伝されてる作品大体これです。

さて私はどちらの方が好きかといえば、ぶっちぎりでアメリカ型です。

しかしアメリカ型のB級映画がなかなか見つからなくて困っています。

こんなことを友達に愚痴っていたらこのアメリカ型は世界の多くの国で採用?されているという話を聞き私は調べてみると、その多くは残念なことに日本で配給はされていません。

これは寂しいことです。

私はアメリカ型のB級映画に飢えています。

その目は世界に向き私はナイジェリアのB級映画がどうやったら観れるのか模索しています。

そもそもナイジェリアのB級映画が日本で配給されるなんてことがあるのでしょうか?

もう現地に行くしかないのかな???