季節の変わり目に全く抵抗できず、今週は何もせずに過ぎ去ってしまいました。
もうちょっと段階的に寒くなってほしいものです。
私は一体何をしていたのだろうというくらい今週はただひたすらボーっとしていたら終わってしまいました。
光陰矢の如しを肌身で感じこうやって人生過ぎ去って気づけば墓の下にいることになるのですね・・・
スポーツの日の記憶はあるのですがその後の4日間の記憶がありません。
というよりも日記を書くのも4日放置しているのでもはや手がかりすら掴めません。
私はよく日記を数日放置して後で書き足すという日記ですらない何かを今年は頑張って書いているのですが先週までサボらず頑張っていたのに・・・
ていうかこれを毎日書ける人すごすぎませんか
もしかしてタイムスリップしているんじゃないのかと本気で思ってしまうかぎりです。
タイムスリップといえばSFなのでブログに書くことがない私が好きなSFを紹介したいと思います。
・ニューロマンサー /ウィリアム・ギブスン
サイバーパンクのイメージといえば雑多なアジア風の都市やそこに住むサイボーグ化した人々にハッカーが跋扈するサイバースペースなどなど。
テンションが上がる要素が沢山盛り込まれていますが、今回はそんなサイバーパンクのほぼ元祖といってもいい1984年発表の名作・ニューロマンサーを紹介します。
この作品の舞台はチバ・シティと呼ばれる近未来の千葉市?のようで世界中から人が集まる国際都市です。
ここに能力を失いコンピュータ・カウボーイを引退したケイスが能力の再生を条件にチバにて危険な仕事を引き受けるという作品。
コンピュータ・カウボーイとは凄腕のハッカーです。
サイバースペースへの接続はマトリックスや攻殻機動隊と同じように人体とコンピューターを繋げて入り込みます。
この描写って当時の人はどうやって想像していたのだろうとつい思ってしまいます。
そしてこの作品の一番の難所にして最大の魅力は用語のかっこよさ!
原書の雰囲気を保つために漢字のルビが凝りに凝られています。
例えば周波数帯変換《スクランブル》や没入《ジャックイン》や擬験《シムステイム》など。
このようなワードが散りばめられ初めて読むときはかなり難しく大変な思いをするのですが、とにかく読み進めるのが得策です。
読み進めていくと段々と作品の中に没入《ジャックイン》できていきます。
ただそこまでたどり着くのに半分くらい読み進めないといけません。