ののの・ド・メモワール

その日観た映画や本や音楽の感想を綴ったりしています

閲覧いただきありがとうございます。
日記のように色々なこと(主に読書、映画、音楽)のアウトプットをしていきたいと思います。まれに雑記も書きます。
実用的なことは書けませんがよろしくおねがいします

ランニング中に聴いているアルバム勝手に4選

昨年からランニングを始めたら走ることが楽しくなり、その成果で体重はどんどんと落ちBMIが10%代にまで落ちてしまいました。

しかし脂肪がかなり落ちたデメリットも感じています。

それは寒すぎるということ。

去年の今頃と比べて尋常じゃないくらい寒い理由が脂肪が落ちたくらいしかおもいつきません。

寒すぎるデメリットは計り知れないのですがその中でもランニングする気が一切起きないのは辛いです。

そういうときはもうテンションを上げて走り切るしかないです。

私が最近聴いているランニング前にテンションを上げさせてくれるアルバムを4枚紹介します。



あいみょん 瞳へ落ちるよレコード

朝方の一番きつい時間帯はあいみょん聴いています。

スローテンポな曲が多いアルバムでそんなに激しく走らない方が朝のランニングには最高です。

あいみょんの力強くハスキーな歌声は死ぬほど走りたくない気持ちをどこかへ追いやってくれます。

走り始めの一曲目はスーパーガールか神秘の領域をよく聴いています。

 

・Vaundy replica

Vaundyってすごい爽やかですよね。

どの楽曲も聴いてて気持ちがいいです。

平日の帰宅後夕方辺りにreplicaを聴きながら走っています。

冬なのでもう辺りは暗く冷え込みが激しくなってくるのですが、Vaundyのおかげで夏前のインハイに向けて走り込みを行う高校生のような気分で走っています。

ベタに怪獣の花唄と花占いをヘビロテしています。

この2曲は本当にテンション上がります。

 

Underworld  Second toughest  in the infants / A hundred days off

アンダーワールドからは2枚

土日のまとまった時間に走る際に聴いています。

 

Second toughest in the infants

ランニングのために制作されたんじゃないか思うくらい走るのにマッチしています。

Banstyle/sappys curryを聴きながら走っているときの爽快感は例えようがありません。

ただこの爽快感につられてペースが上がってしまうのを制御するのが難しいです。

あんなに嫌々走り始めたことを忘れてしまいます。

 

A hundred days off

走り始めの一番苦しいデッドポイントを乗り切るためにMo moveから始まるこちらの作品を聴いています。

こちらはシャッフルせずにまるまる全曲聴き終えたらランニング終了というルールの中で聴いています。

 

冷凍都市の暮らしでThis is 向井秀徳の自伝は繰り返される諸行無常よみがえる性的衝動にZAZENとKIMONOSに狂って候

この2日ほどは向井秀徳の『三栖一明』読んでいました。

the girl in the kimono dress

先日、向井秀徳の半自叙伝『三栖一明』を読んでからZAZEN BOYSやKIMONOSをまた改めて聴いています。

そして『三栖一明』の内容の面白さは今まで読んだ自叙伝の中で一番おもしろい

向井秀徳の魅力が全てつまっています。

印象的だったのはUsa for Africawe are the worldよりArtists united against apartheidのsun cityが好きであったり、好きな女性(大体年上)が現れるとラーズが頭に鳴り響くといったり挙げればキリがありません。

sun cityは本当にかっこいいです。

この本を読んでからKIMONOSの向井ボーカルの曲が胸に沁み入ります。

yureruやthe girl in the kimono dressなど。

私はザゼンボーイズも大好きです。

特に2枚目のアルバムは主に夏によく聴いています。


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この曲はもう夏の夕方にマッチしすぎです。

また私は兄の友達から借りた向井秀徳のドキュメンタリーDVD・現代の無戒を借りパクしてることも思い出しました。

 

休日はノエル・ギャラガーばっかり聴いています

今年にニュー・アルバムを発表したイギリスのファッキン偉大な兄貴・ノエル・ギャラガーの好きなアルバムをまた紹介します。

ノエルのおすすめをまた紹介(よく見たら指の本数多い気がする

オアシス以外でノエル・ギャラガーのおすすめは?と聞かれたら「全部!」と答えたくなるのですが、あえて1つ挙げるとしたらWho built the moon?です。

ほぼノエルのワンマンバンドのNoel Gallagher's high flying birdsから2017年に発表されました。


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オープニングトラックからとんでもない高揚感に包まれています。

そして今までにないスタイルの楽曲に度肝を抜かれます。

エレクトロな要素を大々的に取り入れた初めてのアルバムに入っている曲のすべてを名曲にしてしまっています。

やっぱりノエルは天才です。

しかもその才能が一向に枯れそうにないのはおそろしい話です。

全曲好きなのですがその中でもFort knox から she taught me how to flyまでのセットリストは絶対いじってはいけません。

そしてBe cafeful what you wish for からThe man who built the moonまでのセットリストも絶対いじってはいけません。

シャッフル再生せずに聴くことをおすすめします。

 

かっこよすぎるヒップホップグループ・エリック・B&ラキム

Eric B and Rakim

エリック・B(左)とラキム(右)


寒さが徐々に近づき憂鬱になるので私は音楽の力を借りてテンションをぶちあげようとヒップホップを色々と聴いていたらこちらのエリック・B&ラキムを偶然発見しました。

DJのエリック・Bとラッパーのラキムがダッグを組みヒップホップ・ゴールデンエイジを代表するグループのようです。

レジェンドと呼ばれるのもよく分かります。

ラキムが体に染み込むような気持ちいいリズムでラップをやる合間にエリック・Bがちょくちょくスクラッチするのですがそれが最高です。

シンプルでビートに重きをおいたトラックも「これぞヒップホップ!」というクールさ。

アルバムは合計4枚出していて私はLet the rhythm hit 'emとDon't sweat the techniqueが捨て曲が一切なく特にお気に入りです。


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特にこの2曲をヘビロテしています。

また聴けば聴くほど好きになっていくというスルメ具合もこのグループに魅力です。

先週からずっと聴いているのですが全く飽きないどころかどんどん好きになっていきます。

今年の冬はずっとお世話になりそうです。

秋深き 隣はジャズを 聴く人ぞ

ソーサラー

秋といえばジャズの季節なのでちょくちょくジャズを聴いています。

最近ずっと聴いているのがマイルス・デイヴィスクインテットソーサラー

イン・ア・サイレント・ウェイとビッチェズ・ブリューから始まるエレクトリック・マイルスのちょっと前にアコースティックに一区切りつけようかという印象の作品。

このエレクトリック初期2作品のインパクトが大きすぎてソーサラーはちょっと影が薄い作品なのかもしれません。

しかしそのメンツの濃さ具合が尋常ではありません。

 

マイルス・デイヴィス(トランペット)

ウェイン・ショーター(テナーサックス)

ハービー・ハンコック(ピアノ)

ロン・カーター(ベース)

・トニー・ウィリアムズ(ドラム)

 

出てくる人々全員レジェンドという豪華ぶり。

マイルス以下4人は当時20代。

駆け出し青年たちがいきなりジャズの帝王に呼ばれてセッションするぞと言われたのでしょうか? 

めちゃくちゃ緊張しそうなシチュエーションでこのセッションが出来ちゃうからレジェンドなのだけど

ジャズの感想書けるほどジャズに精通していないので何を書けばいいのか分からなくなっていますが、私はMasqualeroのオルタネイト・テイクが好きです。

この曲ではハービーの情緒たっぷりなピアノソロにマイルスやショーターが覆いかぶさって来る感じが落ち葉のように感じられます。

そして個人的にシャッフル再生は絶対してはいけない作品。

ジャズを聴く時にシャッフルで聴く人がいるのかどうか分からないけれど

 

今更ぼっち・ざ・ろっくを視聴する

昨夜からぼっち・ざ・ろっく(以下ぼざろ)を観てほぼ徹夜で全話視聴し少しばかり寝て、また今朝から2周目に入ってしまいました。

端的に言うとめちゃくちゃハマっています。

ふと思ったのが音楽がテーマの漫画やアニメって名作が多いですね。

私も兄の影響で小学生の頃にギターを初めたのですが、その時に手にしたのはアコギでした。

小学生にとってアコギの弦はめちゃくちゃ硬いのでバレーコードが全く弾けなかったのを思い出します。

気が向いたらジャガジャガ弾いていたのですが中1辺りで飽きてきた中でたまたまBECKを読み本当に胸が熱くなったことを思い出します。

漫喫で一気読みしたその帰りにギターのピック買いました。

あの頃の熱い思いがぼざろによって少し呼び起こされました。

結束バンドやモンゴリアン・チョップ・スクアッドのように遊びじゃなくて本気でプロを目指して切磋琢磨する姿を見ると勇気づけられます。

同じ理由でブルージャイアントやのだめも好きです。

部活動でバンド活動するけいおんももちろん好きです。全部好きです。

ただ私は中学生の頃にぼっちちゃんやコユキのようにバンドを組もうと考えたことはなくEDMやK-POPを聴いている同級生を内心バカにして一人でギターを弾いている最低な奴でした。(今はそんな偏見持ってません)

高校生の頃にメンバーを募って年齢層はバラバラでバンドを組んだのですが、その頃の事は思い出したくないくらいに不快な思いをして二度とバンドは組まないと心に誓いました。

そんな私でもぼざろを観たらバンドを組んでみたくなるのだからすごい作品です。

ぼざろを観ている間「ストラトモデル使う主人公って少ないのかな」とずっと思っていました。

ストラトキャスターって一番ポピュラーだからあえて敬遠されているのでしょうか?

そしてもう一つ思ったのが陽キャの描写。

陽キャは大体星型のサングラスかけているという描写を見ていると私はある人のことを思い出しました。

ブーツィー・コリンズ!!


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確かにブーツィー・コリンズはもう陽キャの権化のような存在です。

というよりP-FUNK陽キャ集団すぎるし聴いていると明るい気分になってくる。

そこで思うのですがブーツィー・コリンズがなぜか日本の女子高生になってファンクをやる作品とか結構おもしろいと思ってしまいます。

もしこのような作品が世に出たら絶対観ます。

ぶーつぃー・ざ・ふぁんく

シューゲイザーを聴いたあと読む村上春樹

マイブラのビリンダブッチャー?

私は完全に夏バテし休みの日はもう自宅に籠もり、まともに行動できるのが早朝と夕方以降です。

この早朝と夕方に音楽を聴きながら散歩をしています。

最近よく聴いているジャンルはシューゲイザー

マイブラやスロウダイヴやライドなど定番どころをリピートしながら街を徘徊しているのですが、その中でも特に聴いているのがマイブラのラブレスとライドのノーウェア

「やっぱこれよ」と思いながら朝日や夕日を眺めているとその景色とラブレスが驚くほど合っている。

こんなに夏の朝夕とシューゲイザーはマッチするのはなぜなのだろうと考えてみるに多分どんな音楽でも夏の朝夕に染まった風景に合うのだろうという一つの結論にたどり着きました。

もしかしたらロック全般が夏に合っているのかな?

サマーソニックフジロックフェスティバルが夏に開催されているんだしこの可能性

とは言ってもシューゲイザーはさすがに合いすぎている気がする。

朝と夕方にライドとマイブラを聴くのが完全にルーティンになっています。

そして引きこもっている日中はなるべく動かずにソファに寝っ転がり本を読んでいます。村上春樹アフターダークを読み進めているので途中経過を

アフターダーク

1章 11:56 PM

現在まだまだ序盤のアサイ・マリと楽器ケースを抱えた謎の男がデニーズで会話を繰り広げるところからそこまで進んでいないのですが、若い男が自分のことをべらべら喋るわりに全く名乗らず怖いです。

この若い男は題名のアフターダークの元ネタでなったであろうFive Spot after darkという曲を聞いてトロンボーンを始めて今も吹いてバンドを組んでいると紹介します。

youtubeで聴いてみたらいい曲でした。


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ただ最後までこの若い男は名乗らずに店内にはバカラックのエイプリルフールが流れる中また朝の五時にこのデニーズに立ち寄ると言って立ち去ります。

なんなのでしょうかこの男は

・2章 11:57 AM

この章はアサイ・マリの姉であるエリについての章ですが、エリは部屋のベッドにただ眠っているだけです。それを映画のカットのように様々な視点から見る構成になっておりスイッチャーは村上さんで強制的に視点を変更されるのは新鮮で面白いです。

エリはわずかに喉を震わせ息をしているようですが、それはよく凝視しないと分からないくらいに微弱なもののよう。

部屋にはテレビが一台があり0:00になると勝手に画面には画像が映し出されます。

その画面には椅子に座った男が映っている。しかし顔が分からない。

この章はこれだけで終わりまだ何も分からないのですがかなり引き込まれています。