シュールなお笑いが好きなのですが、何が面白いのか人に説明するのはかなり難しい。
「異常なことがさも日常のように振る舞っているのが面白い」みたいな説明しかできません。
そしてこのジャンルの元ネタ・語源?のシュールレアリスムも私は大好きです。
フランス語ではシュールレアリスムで英語ではシュールリアリズムだと思うのですが、私はよくごっちゃになります。
しかしこちらもなんて説明したらいいのか分かりません。
シュールレアリスムを面白さを伝えるにはどうやったらいいのでしょうか???
そんな中でブラザーズ・クエイの作品を観たのでちょっと書きたいです。
・ブラザーズ・クエイ短編集Ⅱ
こちらの作品は『ストリート オブ クロコダイルズ』『失われた解剖模型のリハーサル』『スティル・ナハト1〜4』が収められ上映時間は約50分です。
私はもう画面に釘付けになり時間があっという間に過ぎました。
ただ個人的にこの作品は深夜に観ればよかったと後悔してます。
なぜ深夜の方がいいと思ったかはうーん、なぜでしょう。
それぞれの作品を少しだけ紹介します
・ストリート オブ クロコダイル
セリフは一切なくストーリーもとある男が操り人形にピエロに変えられるくらいしか分からない。
しかし全編にわたりシュールレアリスムなイメージの連続で見飽きることはありません。
懐中時計から内蔵が飛び出したり挿げ替えられた首が元に戻ったりとそのイメージを眺めるだけで心が躍りました。
・失われた解剖模型のリハーサル
私はこの作品が一番好きです。
まずタイトルがものすごくシュールレアリスムです。
魅力は前述と同様でイメージの面白さでこちらの作品はもうストーリーとか考察とか分かりません。
・スティル・ナハト1〜4
こちらは小作品群で1から4までの章立てで構成されています。
ミュージックビデオのような作品で1作辺りおそらく5分程度でした。
私は2がこの中で一番好きです。
本当は考察とかすべきなのかもしれませんが全然分からないので、これからちょっとググって人々の考察を覗いてみようかと思います。
これもまたシュールレアリスムの楽しさなのかも?